2016年8月7日日曜日

榛名湖トライアスロン2016(7/31)

群馬県の榛名湖で行われる51.5kmのトライアスロン。普段、榛名湖は遊泳禁止なのですが、この大会のスイムの際にだけ特別に遊泳可となる大会です。毎年7月の最終日曜日に行われるのが恒例になりました。麓は猛暑の季節ですが、1000mある場所での大会は地上よりも5~6度低くて結構快適。

大会前日の榛名湖

スイムは腰~胸あたりまでの水面のところからのスタート。湖というと海のスイムに慣れた人には抵抗があるかもしれないが、ここ最近は毎年適温。透明というわけではなく、さすがに若干濁っているが、2m程度はちゃんと視界がある。特に臭いということはない。難を挙げると、スタート付近で藻が多い、スイムアップで小石が多くて痛い、という程度。波もなく、塩辛くもなく、楽しく泳げる。

但しバイク(8km×5周回)で1km弱の距離の激坂登りがあり、またラン(5km×2)でも300-400m程度の距離のかなりしんどい坂がある。ヒルクライムやトレランの大会などが好きな人はうまくはまると思うが、人によって好き嫌いがはっきり分かれるかもしれない。また坂があるために他の平地の51.5kmよりどうしてもタイムが遅め(+20~30分程度)になるので、タイムを狙うという雰囲気にもなりにくい。都心近郊で条件がいい割には少なめの人数でうまく維持されているのも、このあたりの要因が少なからずあるのかもしれない。

バイクコース。中央右が自分。

自分は第1回から連続参戦。嫁の実家が大会会場に近かったというのがきっかけ。前日受付で前泊必須なのですが、宿の手配もいらず好都合なのでした。第1回は新婚旅行の翌々週、前回大会は生後1ヶ月の娘を連れて参戦など、人生の節目を刻んできた感があります。とはいえこの4年は練習時間もほとんど取れなくて、トライアスロンはもうこの大会一本になってますが。義父からは「もうやめられなくなってきたね」と言われたりしたけど、そんな嫁の実家の応援ももらえて、帰省も兼ねたいい夏休みの恒例行事になってきた。

1歳の子がいる父として練習時間は大きな課題。平日はほとんど取れず、休日に何とかまとめて練習するのがやっと。バイクは隔週で乗れるか乗れないかという感じ。仕事と日々の生活をやりきるのがやっとな感じの中で、この辺りは、みんなどうやって時間を確保しているのかな。世の父親達に聞いてみたいところ。

とはいえ、ほとんど練習ができなかった前回よりも今回は割と体も動いて、とても楽しくゴールできた。娘もようやくよちよちで歩けるようになってきたので、ゴールで待ち合わせてなんとか家族三人で歩いて同伴ゴール。

【リザルト】
Swim 0:40:01
Bike 1:32:36
Run 0:56:49
All 3:09:26  (165位/完走375人中)

楽しかった! と言うわりにはちょっと.. なタイムだけど、まあ、少しずつ戻していく予定。

今回大会から、ビギナーの部、ジュニアの部などが新設されたようで、昨年よりは賑やかな雰囲気でした(ジュニアのトップ選手の快走には圧巻) 但し、以前からやや危険な雰囲気のあった激坂登りの後の長い下りを下りきった場所で今回事故があったようで、これと関連してか救急車やヘリコプターが登場していました。毎年運営が改善していって関係者の方々の努力が忍ばれるのですが、参加者が今後増えていく傾向にある中で、会場の狭さや危険個所の解消が今後の課題かもしれない。事故のために運営が萎縮することなく、今後も楽しく参加できるようにしてほしいと願ってますが、どうなるか。

大会Webページ: http://harutra.jp/