2016年9月21日水曜日

ベトナム・ダナン(2016夏)

ようやく時間がとれたので... 夏休みの思い出を書き留めておきます。
今年の8月は1歳の娘を連れて家族でベトナムにあるビーチリゾート、ダナンに行ってきました。
  • 【8/3】東京→ホーチミン→ダナン
  • 【8/4】ホイアン観光→ダナン連泊
  • 【8/5】ダナン→ホーチミン
  • 【8/6】ホーチミンバスツアー
  • 【8/7】ホーチミン→東京
夏休みといえば、独身時代にはMTBにサイドバックつけて海外走ったり、バックパックで旅行に出たりしていたわけですが、嫁も子供もいるとさすがにそういうわけにもいかず.. 嫁には「海外のビーチに行きたい!」などとせっつかれていて、さすがに一人旅の勢いで目的地を設定するわけにもいかず、正直毎回「困ったな..」な感じ。グアム・サイパンなどは夫である自分の選択肢からは自動的に除外されていて、今年はちょっとワイルド感を出したつもりで「ベトナムに行こう!」と宣言してみたのですが、ダナンはびっくりするぐらいの観光地でした。

ベトナムの海というとハロン湾のイメージが強いけど、ダナンは完全なビーチリゾート。海沿いに店も多いし、基本食べるところにも困らない。結論から言うとこれほど旅行しやすい所もないでしょう。ここだけ来て帰るのであればただのビーチリゾート旅行になってしまうので、今回ホイアン観光と、トランジットで寄ったホーチミン観光を入れたけれど、それぐらいがちょうどバランスが取れていいのかなと個人的には思う。

ミーケービーチはかなりの遠浅。TripAdviserあたりのレビューだと「そんなにきれいではない」というコメントもあるけど十分きれい! この辺りはお天気にもよるのでしょうけど。幸いにして快晴でした。昼間は暑すぎて(熱すぎて)誰もいない。たいてい来るのは西洋系の人か日本人。地元の人は夕方過ぎからくるらしい。


きれいなビーチ沿いに、雑然とした食堂が並んでいるあたりがやはりベトナム。とはいえかなり整備されていて、意外に普通のリゾートっぽくなってて、ワイルド旅行を変に期待していたら、これは完全に肩透かし。今回は海から高々200mくらいのホテルを確保したので、水着を着て歩いてそのまま海に行って泳いで、そのままホテルに戻って部屋のシャワーを浴びるとかもできました。

うちの娘、今年のGWに西表島で海デビューを果たしてますが、こんな広い砂浜で泳ぐのは初めて。さすがにちょっと慣れないよなと思ってみていると、信じられない勢いで海に入っていく.. これには親も舌を巻いた。これは早くベビースイムデビューが必要だなと痛感した。


ところで、ダナンは開発スピードが著しいところで、ミーケービーチ沿いはホテルの建設ラッシュ中。至るところ工事予定区画の柵で囲われていて、これからどんどんホテルが建つのかなという感じ。これからの変化がかなり急になると思われるので、行くのであれば今のうちにしておいた方がいいかもしれない。


また「これほど旅行しやすい所はない」とはいっても、1歳の子供を旅行に連れていくにはやはりベトナムは色々と不便な土地であるというのは否定のできないところ。アプローチの航空便としては、直行便が高額なので、ホーチミンでの経由便を選択。このホーチミンの乗り換えが実にわかりづらくて、国際線ターミナルから国内線ターミナルまで500m近く歩いたり、手続きもわかりづらくて大変。小さい子供がいるとこの辺りはかなりくたびれる。

加えて、日本のトイレであるような「おむつ替えスペース」は、ベトナムでは皆無なので、街中でのおむつ替えが難しい(今回は嫁に一任した)。これはどの海外でもそうかもしれないが、海外でもハワイ・グアムあたりと比較すると不便らしい(グアムあたりは相当充実しているらしいと後で聞いた)。

逆に意外だったのが紙おむつ。実はザックに入らなかったので、飛行機移動では手荷物で持ち込んだのですが、乗り換え便で機内に忘れてしまい、ホテルで気づいて「しまった!」となった。大慌てでホテルおすすめの巨大スーパー「ロッテマート」で探したところ、ちゃんと紙おむつコーナーが用意されていて、パンパース・グーンなど日本の商品がどっさりなわけでした(おしりふきもある!)。さすがに離乳食あたりは持っていくにしても、水・おむつあたりは現地購入で十分でした。これは正直とても助かった。


まあベトナムというと、まだまだ不便な所と、意外に便利なところと、色々あることは覚悟が必要でしょう。やはり日本はいろいろ便利という点は強く実感することでした。但し圧倒的に物価が(相対的に)安いので、ダブルベッドが二つあるような特大の部屋を割と気軽に選択できるといういい面はなかなか捨てがたい。booking.comあたりで探せばいい宿がどっさり出てくる。


夫の選択肢でこういうところに来ると、子供のケアで嫁には負荷がかかるので、こういう点に家族の理解があるのであれば、物価も安いし、海もきれいだし、料理のおいしいベトナムで夏休みを過ごすのも、ありな選択肢かな、と思った夏でした。

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